パーティ作り

披露式の式次第は決まりましたか?
ゲストに不快感を与えず統一感の披露式をプログラミングされる事をお勧めします。そして乾杯を終えると「飲めや歌え???」のパーティが始まります。
ただ「飲めや歌え」のパーティは昭和の産物、当時は再入場後10件程度祝辞余興で二人をお祝いしたものでしたか、今は静かに会食を楽しむようにその数は2,3件程度が主流になっています。
それではパーティ作りを始めましょう。
まず大枠で2時間半のパーティ時間を区分けしてみます。
- 00.00 披露式 (30分)
- 00.30 会食時間(20分)
- 00.50 お色直し新婦中座(洋⇒洋30分、和⇒洋40分)
- 01.30 再入場(3分~10分)
- 01.40 会食+祝辞余興(35分)
- 02.15 花束贈呈
概ねどのようなウェディングパーティでもこのタイムテーブルで進行します。前回の「披露式の時間短縮」を進めても、会食時間が延びるだけでお色直しの中座は、ーティ開始後50分程度を以て中座になります。なぜなら写真室のスケジュール。以前は美容室と写真室のスケジュールでしたが、現在はブライズルームの確立と、アテンダーがメイクアップアーティストが兼ねるケースが多くなっているので、お召し替えやメイクが作用する事は無くなりました。要するに写真室が1つでそこに4件以上のパーティが30分おきに続く訳ですから、一定の時間管理が介在します。これがお色直し中座時間に大きく関わる訳です。それでは会食時間のお話です。
開宴その後中座まで
【会食スタート】
乾杯を終えると直ぐにお料理が提供されます。
以前はドリンクサービスからお料理が始まりましたが、現在はゲストの入場後に「ウェルカムドリンク」の用意や、「ビールの卓置き」に「ドリンクバー設置」等により、食前酒等を含むお飲み物の手配は急がない事を前提に、すぐにお料理が運ばれてきます。
食事がスタートして約20分から30分がフリータイム。新婦の友人は先を競ってメインテーブルに集まり、写真撮影が始まる時間です。
この時間はお食事を進めて頂く時間ですので、主賓挨拶、ご友人の祝辞等は進行は組み込まないようにします。ここで挨拶を入れますと中座の時間がずれ込み、パーティのお開き時間が遅れます。この事が多方面へ影響しますので、あまりお勧めできません。
【ソファーのメイン席】
最近流行りの「高砂ソファー」、命名が古いけど従来のメインテーブル(高砂の席)に比べ綺麗でスタイリッシュなイメージを演出できます。まさに「オリジナルレイアウト」が出来るため、ネット上では飾りつけのアイディアが沢山ありますのでそれを参考に、お二人ならでの「高砂ソファー」を演出ください。
【高砂ソファーの演出】
ネット上では飾りつけの情報は満載していますが、「高砂ソファー」ならでの演出は殆ど見受けられません。ここで私のオリジナルアイディア。すべてのゲストテーブルにお二人が座れる空席二人分を用意してもらい、お二人が一定時間その席を訪ねて、わずかな時間ではありますが各卓を回って歓談をしては如何でしょうか?有効なひと時が作れると思います。また、離席のたびにテーブル毎の記念写真を撮影すれば、再入場の際の各卓写真も不要になります。如何ですか?当サイトオリジナル演出の提案でした。
【新婦中座】
和装から洋装へ衣装チェンジをしていた時代、当然メイクも変えています。このことを「お色直し」と言っており、衣装チェンジを「お召し替え」と言います。前記の通り乾杯後20分程度が経過した頃合いで新婦のお色直し、お召し替えの為「中座」となります。披露式中にケーキ入刀が無ければ、このタイミングでケーキ入刀へ進み、その流れで新婦の退場へと進みます。今では「サプライズ」と言う名で慣例化されていますエスコーターの指名とエスコート、以前このエスコートもご媒酌婦人の「お手引き」で中座しており、これを親兄弟に友人に代える事、その事をエスコータ―に伝えていない二重のショックが「サプライズ性」を持ちました。エスコートの多くは両親(多くは母親)、兄弟、祖父母姪御等お身内が多いですね。お二人が中座しては概ね30分程度ですが、和装から洋装(逆も然り)の場合はプラス10分程度かかります。
【新郎の中座】
新婦中座から10分程度経過すると新郎の中座になります。元来新郎は一人で中座しておりましたし、大して重要ではないとの考えでアナウンスをせず、「こっそり」と席を外す中座もありましたが、今は新婦と同じようにエスコーターの指名、エスコートを頂きながら中座します。エスコーターは母親、兄弟、友人が多いようです。また入場するゲストに、事前に配られている花を回収する事もあります。
お二人中座中の過ごし方
新郎新婦が不在の間、何もなければ会食を進めて頂く時間ですので敢えて特別な演出を考える必要はないのですが、それでもとお考えの方へのアドバイスです。バブル期頃まではゲストの歌などで楽しく過ごしておりましたが、今はほとんど見られません。式場によってはメイクルームにカメラが設置されており、その風景(一部)を会場へ放映するサービスも見受けられますが、一般的ではありません。それではお二人のご不在時間で使われる演出をご紹介しましょう。
- 映像放映
- 調理パフォーマンス(フードパフォーマンス)
- メニュー紹介
- オリジナルカクテル
- カットサービス
等が多く見られますが、主役が不在なため、多くは会場スタッフの助けを受けながらまったりした時間打破をされる事をお勧めします。
1,映像放映 映像演出は最初の入場と同じく「再入場の導入演出」として使えます。この時間に放映される映像は新郎新婦制作の映像が圧倒的に多いですね。その内容も、以前は写真構成のプロフィールビデオでしたが、最近は動画編集を行い出身校を訪ねてみたり、旅行の思い出を加えたり、多種多様に制作されております。この作品は少々長くても(最大5分程度に収めましょう)問題ないく、お二人で作るもよし、ご友人に手伝って頂き更に多様性を求めた映像作りも良いと思います。動画制作の注意点は「音声収録」、どうしても映像収録に意識は行きますがメッセージを伝えるには音声が重要です。反響音の多い場所で収音された物を更に反響する会場で放映する訳ですから、音が回って聞き取りにくくなります。伝えたいメッセージ収録は「マイクを使う」「別撮りして他の映像に乗せる」(アフレコ)等を行い、「風の音」や「反響音」「騒音」等影響を受けにくい環境で収録される事をお勧めします。
2,調理のパフォーマンス 一部の会場で「フードパフォーマンス」を行っておりますので、これをお願いするのも良いでしょう。多く行われているサービスは「フランベ」と「食祭をカット」するパオ―マンスが多い様です。また放送終了して久しい「スマスマ」で良く用いられた-196度で瞬間に物質を凍結させる「液体窒素」を使って、シャーベットを作る演出をパフォーマンスにしている会場もあるようです。
- フランベパフォーマンス 一般的なのがお肉料理の仕上げとして「炎の演出・フランベ」が良く行われているようです。前菜で出されるフォアグラ、メインで出すお肉料理など、調理中の料理に香り付けにお酒を注ぎ、アルコール分を炎で飛ばす「フランベ」をパフォーマンス的にシーンを演出します。
- カットサービス ローストビーフのカットサービスが代表的ですね。ワゴンに乗せた「カット前のローストビーフ」の現物を見せるなどした効果を含め、パフォーマンス性を高めます。以前は各卓を回ってカットサービスを行った会場もありましたが、あまり現実的ではありません。今はグルメ情報が過多の中、「生ハム」や「チーズ」のカットサービスをパフォーマンス的に行う会場もあります。生ハムは比較的ローストビーフのサービスに似ておりますが、チーズはワイン、ドライフルーツにバケットを添えた「カウンターの設置でサービスを行う会場が多い様です。
3,シェフのメニュー紹介 これもかなりポピュラーな演出ですが、上手に紹介できるシェフなら良いのですが、パフォーマンスとしての価値が見いだせないケースもあります。また、会食が始まったタイミングでこのメニュー紹介が行われるケースが多い為、中座中に行われるケースは少ないですね。ちなみに新郎新婦が中座する時間帯にサービスされているお料理は
「冷静オードブル」「温製オードブル」の「2種オードブル」をご用意する場合は2種目のオードブルが出された後、「スープ」が供される頃になります。このタイミングでのメニュー紹介でも悪くはありません。特に注目するのが「主菜」ですので、既に食されたオードブル解説も興味深く聞いてもらえるでしょう。
4,オリジナルカクテル 「オリジナルカクテル」をお二人にプレゼントするバーテンダーのパフォーマンス。二人の在席中に「お二人の為のオリジナルカクテル」を提供するパフォーマンスを行い、お二人が不在中にゲストにも振舞う演出。フレアショーが出来るバーテンダーがいれば、パフォーマンスの延長線上でオリジナルカクテルが作れればベスト。
このようにフードを絡めたパフォーマンスは時間的に5分以内で、パフォーマンスとしてもあまりインパクトは望めませんが、まったりした時間に刺激を与えるにはメリハリも付いて悪くはないでしょう。
再入場の演出
再入場の演出は昭和に作られた「キャンドルサービス」を筆頭に沢山考えられてきました。「温故知新」とも言われますので、少しぶーむが去ったものも含めてご紹介しましょう。ただ再入場に際して「ゲストと参加型」の、「解説を要する」演出は、司会者の技量に大きく左右され、その意が伝わらないケースが多く見られますのでご注意ください。その代表的な再入場演出が「キャンドルリレー」で入場、そして「ブローアウト」で終わる再入場演出。「キャンドルリレー」は二人の持つキャンドルをゲスト全員にリレーしながら点火し、その炎をまた全員で吹き消すブローアウトで終わる演出。
- キャンドルリレーを行う理由の説明 ⇒二人の幸福をゲストに分け合う
- キャンドルリレーのやり方の説明 ⇒各卓代表が二人の炎を受け取り、隣へ隣へと炎をリレーする
- 垂れる蝋や炎対策として、火傷に対する注意喚起 ⇒炎や垂れる蝋で火傷をしないように注意
- ブローアウトの意味 ⇒願いを封じ込める
- ブローアウトのやり方 ⇒全員一緒に炎を吹き消す
- ブローアウトに際する注意喚起 ⇒強く吹き消すと蝋が飛び散るので火傷に注意
- 一斉に吹き消すための説明と実施 ⇒私の(司会者)カウントダウンで吹き消してください
これらの情報を司会者がアナウンスする訳ですが、ほとんどが「アドリブ」で「場当たり的な説明」になるケースが多いゆえ、支離滅裂なアナウンスが多く、またほとんどのゲストが聞いておりません。イメージ通りになかなか進まないこの様な入場演出は、避けられた方が良いと思います。それでは入場演出のご紹介です。
- キャンドルサービス
- ルミファンタジア
- キャンドルリレー
- ビールサーブ
- プチギフトサービス
- バルーンスパーク
- ケーキサーブ
- 各卓写真(フォトサービス・フラッシュサービス)
【ひかりを使った入場演出】
1,キャンドルサービス 昭和を代表する再入場演出(笑)キャンドルトーチを手に、各卓に用意された無灯火のキャンドルに火をともして行く演出。効率的に各卓へご挨拶に伺い、適宜な時間で終える事の出来る演出。豪華なメインキャンドルに点火する事でシーンが終了する「合理的」且つ「完成」された演出だと思います。
2,ルミファンタジア 各卓に置かれた液体の入ったグラスに、再入場のお二人が別の液体を注いで回ります。2種類の液体が混ざると化学反応を起こし、色々な色の発光体に変わり、会場を彩る演出です。メインには複数のグラスに違う色の発色する液体が入れられ、てっぺんのグラスに二人が液体を入れると、シャンパンタワーの様に下のグラスへと液体が注がれ複数の色が発色する、限りなく「キャンドルサービス」ににた演出です。効率的に各卓へご挨拶に伺い、適宜な時間で終える事の出来る演出
3,キャンドルリレー 由来は諸説ありますが「幸せのお裾分け」とか「キャンドルの数だけ天使が舞い降りる」等が一般的です。新郎新婦が各卓の代表者の手持ちキャンドルに火を灯しながら各卓を回ります。火を受けた各卓代表者は、隣のゲストにその火を移し、次に火を受けたゲストが隣のゲストへ、また次のゲストへと炎をリレーし、ゲスト全員に灯してゆきます。最後に「願いを封じ込める」の意で、一斉にキャンドルの火を吹き消します。これを「ブローアウトセレモニー」と言います。これらが会場の照明を落とし、スポットライトで二人を浮き上がらせながら各卓を訪れる「光」を使った入場演出です。これら「暗転」+「スポットライト」は伝統的な「光」の演出で、ともにセオリーにかなった効果的な演出です。
【コミュニケーション型入場演出】
1,ビールサーブ 新郎がビールサーバーを背負って各卓を回り、各卓に用意されたピッチャーへビールを注ぐ入場。新婦は同時に小袋に入った「おつまみ」や「プチプレゼント」を配ったりします。「ひかりの演出」ではなく、会場全体を明るくした中での再入場で、新郎新婦が各卓でバラバラの対応を取る為、ゲストとのコミュニケーションが一番取れやすいと言われる入場です。
2,プチギフトサービス プチギフトはなんでもOK、手作りクッキーやチョコレートなどをバスケットに入れて、各卓を回りゲストにプレゼントします。市販のグッズでも構いません。この演出は主に新郎がギフトを入れたバスケット等を持ち、新婦が配りながらの入場が多い様です。卓毎にパッケージされた物を代表者に渡す方法もあります。手作りプチギフトはメッセージカードを添えたものなど工夫される方もいらっしゃいます。
3,バルーンスパーク 各卓卓上にデコレーションされたバルーンを、針の付いたトーチを使ってお二人が割りながら入場する演出。飾られたバルーンがきれいに会場を飾っている点と、割る為に用意された大きいバルーンの中に当たりのバルーン等を仕掛け(ハートの赤いバルーン)、それを拾った方にプレゼント等、ゲームとしても使えます。やはりメイン卓脇に大きなバルーンが用意され、ゲスト全員のカウントダウンで割るなど、シーンのまとまりもあり、楽しい演出ですが、バルーンを割る際、それなりの「破裂音」が響きますので心の準備は必要です。個人的に私はこの演出が苦手です。
4,ケーキサーブ ケーキ入刀に使ったカット処理されたフレッシュケーキをワゴンに乗せて、各卓を回り、ゲストにサーブして回る演出。時間がかかりますし、タイミング的にこの再入場が行われる時間は、お肉料理が用意された時間ですのであまりふさわしくありません。この演出はパーティ宗竜間近かに行われる方が多いです。
5,各卓写真(フォトサービス・フラッシュサービス) ご存じの各卓を回りながら記念写真を撮りながら入場します。以前は写真を撮るだけでしたが最近では「フォトプロップス」を用意して、楽しい写真になるような各卓写真が流行っています。
- ひげ・眼鏡・ハット等の簡易仮想のグッズを用意する
- ピースサイン・指で作るハート等、ポーズを決めるカードを用意する
- メッセージの入った吹き出しボードを作る
以上が明るい会場で各卓を回りながらコミュニケーションを取る入場演出です。
【演出器具を使った入場演出】
1,ドライアイス 業界には「ドライアイス発生器」を所有する式場があり、ドライアイスの出すミストの中を入場します。ドライアイスの使い方も様々で、入場直後のお二人の腰のあたりまでドライアイスの煙で包む演出、背景を煙一色にする演出、和装で傘をさしての入場、上から注がれるドライアイスミストを傘が受けるような演出はきれいですね。やはり昭和から平成前半に流行った演出ではありますが、演出としても取られた写真もきれいです。
2,シャボン玉 業界には「シャボン玉発生器」を所有する式場があり、シャボン玉の中を入場します。シャボン玉液は「無毒無臭」とされていますが、「溶解性」が高いので、適切に処理されないと色々な物質が混入溶解されますので注意。このシャボン玉を使った演出、ケーキ入刀などでも使用されますが、多くは結婚式のフラワーシャワーなどの屋外で使われるケースが増えてきております。
3,花火 その多くはガーデンに仕掛ける噴水型の花火が多いですね。5本から10本程度を並べ、スイッチで一斉に噴水状の花火に点火します。逆さのナイアガラの滝のような花火を背景に二人はガーデンから入場します。結構煙が出ますので二人の入場と一緒に煙と匂いが会場に流入しますのでご注意を。花火を使った演出はほかにもキャンドルの芯に装着しキャンドルサービスの際、各卓のキャンドル毎に花火が仕掛けられ点火する物や、ケーキなどに立てるスパーク型花火等があり、ケーキ入場の演出にこの花火が使われます。
【式場設置、ハードを使った演出】
1,階段入場 繰り返しになりますが、室内に飾り階段がある会場では、この階段を使った入場が行えます。普通に二人で会階段を下りる方法から、新郎が先に入り口から入場し階段下まで進みます。そして階段に現れた新婦を迎えに行く方法や、階段下で新婦を待つなどした演出から入場するシーンも良く見られます。
2,ガーデン入場 これも繰り返しになります、ガーデンやテラスからの入場も意外性があって人気です。ただガーデンからの入口が、ゲスト全員にから見える位置なら良いのですが、そうでないところもあるので確認しましょう。ただガーデンに限らず最初の入場口とはいがった形の「トリッキー」な入場方法はサプライズ的に人気があります。それが可能な会場でしたら是非採用してください。
3,シルエット入場 大きなスクリーン幕に二人のシルエットを映し出し、この幕が開くことで入場する演出。スクリーンに映るシルエットは幻想的で、「決めのポーズ」で新郎がひざまづき花束をプレゼントしたり、シルエットなのでキッスをしたり(ポーズでも)、お姫様抱っこをしたりと、ゲストが喜びそうなポーズを考えてください。会場が盛り上がります。
以上がパーティ前半のプログラムと各シーンで使われている演出です。この時間帯はほぼ会食を楽しみながらのフリータイムです。一部の会場ではピアノの生炎症などを取り入れ、高級レストランのような「異空間」を演出していますが、一部の友人層が「居酒屋」的に騒げられるケースを散見します。コロナが叫ばれる時代背景を鑑みて、お席毎に会話を楽しみながら、お食事をされるようお願いします。
今日はここまで








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