素敵なウェディング作り 番外編

ひとまとめに「演出」とカテゴリー分けされる「司会者」「音楽演出」「スナップ」「ビデオ撮影」ですが、諸々合計すると50万円を超える商品群です。これらの賞品は事前に完成形を確認する事が出来ませんが、何をどうしたらよいかをご紹介します。

司会者

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早速ですが、司会者の話しから始めましょう。実は司会者の高齢化(笑)が進んでおります。バブル期には婚礼司会者のなりては多かったのですが、昨今その卵が生まれにくくなっています。理由は簡単で「リスク」と「負担」が多く、「ハードル」が高すぎるからです。司会者のリスクは「苦情」、一番多いのが「名前の読み違い」。本人にとっては失礼この上ない事ではありますが、支配人を呼び出して返金を迫る苦情には閉口します。負担とはコーディネーターのフォローを命じられる事です。20年近く前にある会場で「司会者の2回打合せを提案」し、実行した事があります。その時は演出商品の使い方の説明と、進行打合せをするための「宿題」を出し、2回目の打合せで完璧な進行を作らせるためでした。その際は得られる成果より新郎新婦の負担の方が多いとの判断で1年程で辞めましたが、最近2回打合せを行い、コーディネーターのフォローを行わせる式場が増えているそうです。打合せの回数はともかく、この様なコーディネーターの仕事が司会者の負担になっている事等が、若手司会者のなり手がいない状況が進んでいる原因です。その為新郎新婦の母親に近い年齢の司会者が、未だ現役でパーティ進行を行うケースが増えています。

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司会者の品定めは出来るのでしょうか?式場によっては「指名制」を取り、「プロフィール」を公開し、ネットで「自己紹介」映像を流したりします。指名制のメリットは新郎新婦側にありますが、その実、会場側の苦情対策にもなるのです。二人の指名だから「苦情」が起きにくいと言う事です。近年何かに付け直ぐに「苦情」に発展する傾向にあり、式場があれこれ対策するのも良いですが、お互いに「如何なものですか?」と思わざるを得ません。

【司会打ち合わせに望む前に】

話を戻します。私のブログ素敵なウェディング作り」の5から7にパーティ作りのコツとタイムスケジュールを載せています。そしてブログを通じて「準備が成功の80%」と言い続けています。司会者の打合せの時には、お二人のパーティ進行は出来上がっていなければなりません。

ほとんどの司会者との打ち合わせは、司会者主導でスタンダードな進行に合わせて「やる」「やらない」で進められ、「やる」としたものを深く掘り下げながらタイムスケジュールを組み立てます。例えばの例です


ウェルカムスピーチ 「やる」

新郎側主賓挨拶 「やる」   「名前と肩書を教えてください」

新婦側主賓挨拶 「やる」   「乾杯の発声代わりにするのも良いですよ」  「そうします」

ケーキ入刀  「やる」   

ファーストバイトは   「やる」  「どのように、新郎から新婦が先で次に逆のパターンと、同時がありますが・・?」  「別々が良いです」

乾杯   「やる」  「発声人は新婦側主賓で良いですね」  「はい」  「お名前と肩書を教えてください」

繰り返しになりますが、司会者との打ち合わせは婚礼当日の約3週から4週前、この段階でお二人の中で「大まかな進行「と各シーンの「演出と調達」は出来ていなければなりません。最初の「入場前映像演出」「ご挨拶頂く方の依頼」「ケーキ入場のお子様への根回し」。やると決めたらタイムスケジュールに組み込み、お二人なりのタイムスケジュールを作ってから、司会者との打ち合わせに臨んでください。私のブログをご覧頂ければ、簡単にタイムスケジュールは作れます。大切な事は「主導権はお二人」が支配する事です。司会者には提出した進行の「修正」ができる知識と、当日上手に「進行」が出来ればそれだけで良いのです。そう司会者に望まれる事は「話術」と「トーク力」の2点です。

【司会者のトーク力】

婚礼司会者は昭和の時代に「寿太郎」「祝太郎」「葵太郎」の3太郎(auではありません)と言われる先駆者が、多くの弟子に「口移し」でトークを広め、多少の修正はあっても源流そのものが現代に継承されていると言われ、新郎新婦に対する「美辞麗句」満載で、「立て板に水」の如くしゃべり続けます。注意しなくてはならない事に「日本語力」と「勝手なストーリー作り」、アドリブでしゃべる続けると「何が言いたいのかわからなくなります。例えば入場シーンです。「新郎新婦は皆様の祝福の拍手の中『ようこその気持ちを込め』堂々とメインのお席へとお進みです。」現場では多くの人が聞き流しますが、変な日本語ですね。何を言いたいのかもわかりません。花束贈呈のシーンです「お母さん今日まで育ててくれて本当にありがとう。私は多くの思い出を胸に愛する太郎さんの元へ嫁ぎます。」って、誰もそんな事を言っていないのに、勝手な事を言わないで!  アドリブに詰まると「おめでとうございます」を絶叫して強引に話を締めくくる。とは言え長年培ったトークはすぐに変える事が出来ないのも事実です。

司会者に対する好みはそれぞれですので、その良し悪しもそれぞれのご判断で良いかと思います。その中で「話術」「トーク力」を重視するなら「素敵なウェディング作り6」の【再入場演出】で紹介している「キャンドルリレー」と「ブローアウト」をどの様にゲストへ伝えるかを実演してもらうと良いでしょう。この演出に含まれた7つのポイントを上手に紹介できれば「話術」「トーク力」に優れた司会者、又は色々なシーンの台本を持つ「準備が出来ている」司会者と判断してよいでしょう。あまりにもグダグダになってしまったら「チェンジ」を依頼するのも悪くはありませんが、婚礼が近くなってからのチェンジは、さらに未熟な司会者になるかもしれないので、要注意です。最良なのは司会者のオーダーをする際に要望を伝える事でしょう。それも抽象的な事「若い人」「アットホームなパーティを作れる」「上手な人」ではなく、具体的に「トーク力」「話術」「アドリブ力」「日本語がきちんとしている」「無駄なしゃべりをしない」等、「言葉を伝える力」のある人を要望すると良いでしょう。持ち込み業者は前にも記した様に「個人事業主」ですから自己アピールに必死です。司会者個人における情報は船側の司会者に比べ持込業者の方が豊富ですが代えは利きません。正式な「資格」の無い仕事です。司会者の当たりはずれは大きくその完成度に影響しますので良くお考え下さい。

 

スナップ撮影

スナップの需要は持ち込みがトレンドだった時代に、従来の常識を覆したスナップ業者の台頭で、それ以降重要なアイテムになっています。問題は写真の良し悪しで、大きく引き伸ばしてレタッチ等を済ませた写真はしそなりの価値観が生まれますが、案外2Lサイズのプリント写真は、それほど良い写真に見えなかったりします。それが原因かは知りませんが、以前の写真館はネガは愚か素材全部を渡すことはしませんでした。この点が持ち込みスナップ業者にしてやられた原因な事は既にご紹介しました。

スナップ写真の価格設定の多くは「撮影するシーン」「カメラマンの人数」「アルバムの種類」の大きく3つの要素を組み合わせて料金が決まります

  • 撮影するシーン   「前撮り」「メイクルーム」「挙式」「パーティ」「二次会」
  • カメラマンの人数  「ワンマン撮影」「2マン撮影」「3マン撮影」
  • アルバムの種類   「データのみ納品」「データ+全プリント写真」「データ+写真+アルバム」

【カメラマン選びの方法】

スナップカメラマンの多くは「婚礼」だけで写真を撮る人は少なく、それ以外にも写真を撮る「フリーランス」が多いのも特徴です。それ故写真の撮り方や機材迄区々なのも事実です。バックアップに2台のカメラを持つのは婚礼の世界では常識になっていますが、レンズワークに関しての規定を持つ業者は少ないと思います。変化のある写真を撮るには「広角系ズームレンズ」「標準のズームレンズ」「単焦点レンズ数点(望遠含む)」を2台のカメラに別々に装着し、撮影してくれるカメラマンなら、変化のある写真を撮ってくれると思います。一部の会社では婚礼での作品を表示して「指名」を受けるケースもありますが、極僅かなサービスだと思います。それならどうするか、やり方は2つあります。

【写真のリクエストを出す】

婚専門誌を購入し、該当会場で掲載されている多くの写真の中から、素敵な写真数点を選び出して、「こんな写真を撮れるレンズワークの上手なカメラマン」とリクエストをします。サンプルに乗る写真の多くは、数いるカメラマンの中でも上位に位置するカメラマンが撮影した可能性が高いので、その写真が撮れるカメラマンはそこそこの腕を持つ人と考えて良いでしょう。合わせてこのリクエストは出来るだけ早めに出すことをお勧めします。このリクエストで「写真にこだわりが・・・?」情報が共有されるので、カメラマン手配の際に考慮されるはずです。余談ですが「出来上がった写真が気に入らない」等で苦情を入れても、撮影エラーがない限り法的には「感覚値」での裁定は行われないようです。過去に消費者センターで却下された事例があるようです。

【ワンマンをオーダーする】

これはあまりお勧めのやり方ではありませんが、昨今2マン以上のカメラマンオーダーが一般的になっていますが、敢てワンマンをオーダーします。何故なら2マンはお互いがお互いの撮影を補い合えますが、ワンマンは実力が無いと婚礼撮影を完結できないからです。冒頭記した通り、多くのカメラマンはフリーランサーが多いので、メインで撮影するカメラマンはほぼそれなりの実力をお持ちの方なので心配いりませんが、中にはブライダル専門のカメラマンもおり、同サイズのズームレンズを2台のカメラに装着して撮影するカメラマンに当たると、「可もなく不可もない」写真になる事も有ります。このやり方には追加の作業があり、早いうちに一旦ワンマンでオーダーしておいて婚礼当日の1週間ほど前に2マンへ変更します。そうするとワンマンのカメラマンにもう1名のカメラマンが増員されるわけで、信頼おけるであろうメイン撮影カメラマンと、変化のある2台目の写真が得られます。ただ各所にご迷惑が掛かりますので余りこのやり方ではなく、リクエストを早めにお出しする方法を採用ください。

【安く上げる方法】

どうしても「撮影イコールアルバム」の認識が高いようですが、ネット上には多くの「デジタルアルバム」を安く提供する業者があります。極端な話ですが、カメラマンチームとアルバム制作業者とセパレートで持ち込むことも考え方の一つです。アルバム業者の中には古くはフィルム撮影の時代から写真をスキャンしてアルバムにしていた、この世界ではパイオニア的な業者も散見します。後々手間ではありますが、納品物からアルバムを外すといくらになり、外部業者にアルバム制作を頼むといくらになるか、アルバムのグレードはどの程度かを事前検討される事をお勧めします。将来的にお子さんが生まれ成長する姿をこれらの業者に追加で依頼されると、良い思い出作りにもなろうかと思います。ご検討ください。

【Photobackの特徴】

1、拘り   写真は、風景や人物を「記録」として残すだけでなく、その時の空気や音、思いなどを「記憶」として残すことも出来ます。Photobackは、その「記録」と「記憶」を一冊の”本”にするために、デザイナーにより開発されたフォトブックです。目指したのは、“写真が語り出すような本”大切な方への贈り物としてフォトブックをご検討の方も、安心してお任せください。

2,合紙製本   薄いマット用紙を貼り合わせたところがPhotobackならではの「合紙製本」。糊ひとつとっても、紙との相性、定着力、速乾性、匂いがきつくないかお客さまに自信をもってお届けするために、私たちが納得できる基準をすべてクリアしたものを選んでいます。、薄いマット用紙を貼り合わせたところがPhotobackならではの「合紙製本」。糊ひとつとっても、紙との相性、定着力、速乾性、匂いがきつくないか…お客さまに自信をもってお届けするために、私たちが納得できる基準をすべてクリアしたものを選んでいます。

他にも多くの特徴がありますので、HPを訪ね作品や申し込み方法などを確認する事をお勧めします。

 

ビデオ撮影

ビデオの記録撮影は「著作権問題」で大きな打撃を受けた商品で、当日流された音楽を記録できない事は、お二人にとってその価値を大きく損ねる結果を生みました。(著作権の問題は「素敵なウェディング作り 番外編1」に「著作権のお話し」で詳しく触れておりますのでご確認ください。)そもそも婚礼のビデオ撮影は「撮りっぱなし」の「長回し」と言われ、バブル崩壊後のあたりから徐々に受注件数が落ちていきました。そんな中、映像機器がアナログからデジタルに切り替わった頃から、PCを使った「ノンリニア編集」の開発が進んだ事と映像を収録するHDDの容量が増え、「メガ、ギガ、テラ」と環境が整い、記録型婚礼ビデオの完全編集の作品が増える事で、一定の注文が入るまでに快復しました。この頃から見やすく編集したダイジェスト作品は生まれていましたが、現場の音声を何らかの形で残しておく商品ラインナップがほとんどでした。そんな中での著作権の問題が発生し、新郎新婦の権利が損なわれる事となり現在に至っています。業界の中には婚礼に対する著作権問題に異を唱え、指導に従ず戦いを挑んだある制作会社がおりましたが、ジャスラックから提訴を受け、残念ながら結果和解と言う名の敗訴に終わっています。今や音楽教育のフィールド迄著作権の主張が介在し,何にでも権利の主張と使用料の請求は拡大しています。

【カメラマン選び】

スナップと違い、婚礼ビデオは制作会社が育成するカメラマンが多い事が特徴です。制作会社の中には企業向けPVの制作や、ケーブルTVの制作にかかわっている企業もありますが、比較的婚礼はその専属カメラマンが多いようです。近年のトレンドは「エンドロール」、多くの企業がこの制作に力を入れ「記録性」よりは「作品性」に重点が置かれています。楽曲1曲程度の長さで完結するエンドロールなら、好きな楽曲の権利を取得してもOKと言うお二人も増え、この作品で記録系のビデオを完結する業者も増えています。


やはりスナップと違い動画の良し悪しはカメラマン1人の技量よりは、きちんとしたカメラ割りが出来ている上で、複数のカメラが忠実にその映像を収録する事で変化に富んだ作品が出来ます。一般的には2名のカメラマンが「撮って出し」のエンドロールを制作する為、メイクからパーティの再入場まで撮影するとしましょう。そのそう収録時間は概ね3時間半から4時間ものデータから7分程度の映像にまとめる訳ですから、カメラマンの技量より編集者の技量が大きく影響します。従って作品は安定供給がなされる背景があるとお考え下さい。逆にワンマンで作られる作品は、昔からあるように長回しの変化が少ない作品になるのでお勧めではありません。

撮影機材はここ10年程でどんどんと新しくなって、やれ3Dだのハイヴィジョン4K・8K、360度、1眼ムービー等進化を続けています。ただそれを視聴する環境が整っていない為、DV規格のレターボックスサイズでの納品がいまだに主流だそうです。この時代高画質の映像よりいち早くyoutubeに映像を立ち上げる方が有効なサービスかもしれません。何につけても著作権の問題が付いて回りますね。

今日はここまで

 

 

 



「婚礼の司会者・スナップ・ビデオの話し」への1件の返信

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