パーティはいよいよ後半

【パーティ後半】
再入場後、席に着いたお二人からの「仕掛け」はあまりなく、ゲストからの祝辞や余興を受ける側に回ります。ただ何度も書いていますが、最近のパーティは「祝辞や余興を頼むのはゲストの負担になるから」が理由の様で、祝辞余興はあまりお願いしない事が暗黙にルール化されているようです。そのせいか新郎新婦が席に着くと「フリータイム」と言う名の会食が再開し、メインテーブルを訪ねるゲストと歓談に合わせて写真撮影を繰り返しながら一定の時間が過ぎてゆきます。そしてお開き30分前頃から作り込まれた余興が行われます。その数2,3件。そこでゲストを巻き込んで楽しいひと時を仕掛けてみませんか。
目次
1、ゲームで盛り上がる
2,ゲーム感覚で祝辞をもらう
3,特別なフードで盛り上がる
4,記念品贈呈からお開きまで
ゲームで盛り上がる
その中でも、多く取り入れられているのが賞品を用意したゲームです。このゲームもその内容によって行うシーンが変わります。度々その名前がでる「ドレスの色当てクイズ」の正解者抽選は、再入場直後に行いますし、ラッキードラチェはデザートのサービス後になります。それでは代表的なゲームをご紹介しましょう
【パーティで使えるゲームの数々】
- 抽選会
- サンキュー返信ハガキ
- ドレスの色当てクイズ
- じゃんけん大会
- ビンゴ大会
- ラッキードラチェ
- ブーケプルズ

1,抽選会 いくつもの種類がある芳名帳の中でも人気のある名刺サイズで、芳名プラスお二人へのメッセージが書けるカードを使います。まず受付でこのカードを配布し「お席での記入を依頼します。次に司会者から「後程抽選会を行うので、記入が済んだら抽選箱へ」とアナウンスでカードを回収します。これによりゲストはお祝いコメントを記入したカードを所定のケースに投函します。抽選会のタイミングはお肉料理がサービスされた辺りに行うと良いでしょう。抽選は新郎新婦が各1枚ずつ引くと良いでしょう。従って商品は2つ以上が良いのではないでしょうか?
2,サンキュー返信ハガキ このゲームは抽選会に類似しますが、賞品を渡す方は事前にお二人で決めています。大切なのは「何故その人に」の理由です。その多くが招待状に同封した返信ハガキ。よく使われる理由に「返信ハガキが1番最初に届いた方」、次に「一番素敵なメッセージを添えてくれた方」等の理由で、お礼のプレゼントを渡します。このゲームを行うタイミングは、パーティの中場からお開きに近づいた頃が良いと思います。「お二人に感謝のプレゼント」のような切り口で始めます。そして「名前をコール」ゲストがお二人の所へ着く間に、司会者がその「理由を紹介」します。
3,ドレスの色当てクイズ 受付周りのディスプレイの中に複数の色を指定した投票箱を用意する。投票方法は「抽選会」で紹介した「メッセージカード」を使います。再入場前までに司会者から趣旨説明と投票を促すアナウンスを行い、ゲストはこれと思うカラーボックスに投函します。抽選はドレスの色が分かった再入場直後、メインテーブル前まで進み、その流れのまま抽選会を行います。各卓写真などは抽選後に行うと良いかと思います。ゲームを難しくするには新郎の衣装も色当てを加え、新郎新婦両方の色が合っている人の中から抽選。かなり正解者の確立が下がります。
4,じゃんけん大会 ゲームとしては非常に簡単で、これを行う上で賞品以外用意する物が無い至ってシンプルなゲームの割には、結構盛り上がるゲームです。段取りは、まず全員起立してもらう。新郎相手にじゃんけんを行い負けた人が着席します。これを繰り返す事で最後1人迄絞り込みます。これを2回行い当選者2名を選出します。これもメインディッシュがサービスされた辺りで行うのが良いでしょう。
5,ビンゴ大会 ご存じのビンゴカードを配って抽選会を行います。ビンゴセットは殆どの会場が所有していると思いますので、お二人がご用意する必要はありません。このゲームの難題は、当選者の絞り込みが難しく、同時に2,3名が同時に当たる事があり、それ以上に絞り込むには「じゃんけん」等別のゲームを行わなければなりません。もう一転が1次会よりは2次会向きのゲームと思われまる事です。これらの理由であまりお勧めのできるゲームではありません。
5,ラッキードラチェ ドレチェというアーモンドを砂糖でコーティングしたお菓子をご用意頂きます。お料理もデザートまで進むとケーキ入刀で使われたフレッシュケーキもカットしてゲストに振舞われます。このカットしたケーキの中に先のドラチェを忍ばせます。司会者のリードでこのケーキを一斉に食していただき、当然ドラチェの入ったケーキを食べた方が当たりになります。ちなみにこのドラチェと言うお菓子も、アーモンドは1本の木に無数の実をつけるため、西洋では子孫繁栄の象徴とした縁起物のお菓子です。
6,ブーケプルズ ブーケプルズは女性のみ参加のゲームになります。まず参加するゲストの人数分のリボンを用意します。その中の1本をブーケに結びます。参加者にはそれぞれリボンを持ってもらい、司会者の合図とともに全員でそのリボンを引いてもらい、ブーケの付いたリボンを引いたゲストが当たりになります。2名の当選者を出すなら、ブーケプルズの後に「ブロッコリープルズ」を行うと良いでしょう。
以上がゲームを絡め賞品をプレゼントするパーティ演出です。
ゲーム感覚で祝辞をもらう
【祝辞を楽しくもらう方法】
近年再入場後のパーティは「フリータイム」が多く、祝辞余興は2組程度が一般的になっている事は前期の通りです。とは言え祝辞余興の数は少なくなっていますが、その内容はかなり練られた内容になっており、
・DVD作品
・ダンス
・歌手やグループの完全コピー
・フラッシュモブ
・寸劇
等、驚くものばかりです。
祝辞余興の依頼減少要因が「ゲストへの負担軽減」であるのであれば、祝辞もゲーム感覚で頂けるアイディアを紹介しましょう。
【祝辞をゲーム感覚でもらう3つの秘策】
- ゲームの賞品は「祝辞を述べる権利」の取得
- MC突撃インタビュー
- スリーポイントインタビュー
1,ゲームの賞品が祝辞を述べる権利 要するに賞品獲得者から祝辞をもらう事なのですが、用意した抽選会の賞品を徹底的に伏せて置き、抽選後に「賞品は祝辞を述べる権利」とサプライズと笑いを取り、実際に祝辞を頂きます。当選者から祝辞がもらえるようでしたらそのままスピーチをお願いし、いきなりの指名では祝辞も話にくいようでしたら、司会者のインタビュー形式で祝辞を頂きます。全員祝辞を頂いたところで当選者に「副賞」として本当の賞品を渡します。
2,突撃インタビュー やはり該当するゲストには事前通知を行わない「サプライズ」で指名しての祝辞。司会者のインタビュー形式で、エピソードを紹介しながらゲストに絡み色々な話を引き出すため、ゲストへの負担は少なく、楽しく進められます。「最後にお祝いの言葉をお願いします」でインタビューを終え、ゲストから簡単な祝辞をもらいます。
3,スリーポイントインタビュー 形としては「突撃インタビュー」と同じですが、インタビューするゲストを指名する際に、3つのヒントで指名します。例えば「新婦のご友人」
「テニス仲間」
「いつも同じ電車で高校へ」
の様に、人物が特定できるヒントを3つ用意し、徐々に範囲を狭めて、最後には本人が手を挙げインタビューを受けるゲーム、プラスインタビュー。このインタビュー方法のポイントは、3つのヒントを発表する際、ゲストの注目度と、指名される事への「ハラハラドキドキ」がパーティを盛り上げるでしょう。
おそらく新郎新婦の危惧する「ゲストへの負担」は、「事前に用意する負担」「パーティ中プレッシャーを感じる負担」が主な理由だと思います。ここでご紹介したインタビュー方法は、二人が危惧する負担はかからずに、楽しくエピソードや祝辞がもらえると考えます。是非参考にしてください。
特別なフードで盛り上がる
間延びが懸念されるパーティ後半、ここはやはりお料理のパフォーマンスに頼ってみてはいかがでしょうか?ヴッフェと言っても、ここで紹介しますヴッフェはあくまでもコース料理の「締めの料理」や「デザート」と言う位置付けのヴッフェで、立食パーティでのそれとは意を異にします。そして各種ヴッフェの提供にお二人が絡むことでイベント性が生まれますので是非参考にしてください。
【締めで用意される食事とデザート】
- デザートヴフェ
- スウィーツヴフェ
- 寿司バー
- 鯛飯(鯛茶漬け)
1,デザートヴフェ 今やほとんどの式場で用意されている「フルーツ」「スイーツ」「アイスクリーム」等をヴッフェ台に沢山用意し、ゲストが「好きな物を好きなだけ」召し上がって頂けるフード演出。新郎新婦がパテシエの衣装で「お取り分け」をするのも楽しい演出になります。
2,スイーツヴフェ 「ドーナッツ」「チョコレート」「クッキー」「キャンディー」「マカロン」「アイスクリーム」等、盛り付けなどにデザイン性が出しやすい「スイーツを限定」するヴフェもあります。
3,寿司バー 料理の締めに、寿司店のカウンターをイメージしたヴッフェ台を用意して、出来上がったお寿司をたくさん並べると同時に、すし職人を立たせて「お好みの寿司」をその場で握るパフォーマンスもあり、ゲストには喜ばれています。
4,土鍋鯛めし、鯛茶漬け コース料理の締めとしてバーカウンター等で料理人が盛り付け提供を行います。タイ飯は土鍋からのおとりわけ、お茶漬けはおだしを注ぎ入れる等を行いながらのライブ感を取り入れて行われます。
この様に「ゲーム」「インタビュー」「スペシャルフード」等を用意しますと、隙間の少ないパーティになり、ゲストも楽しんで頂けると思います。
そしてパーティはお開きに向けたクライマックスを迎えます。
記念品贈呈からお開きまで

【新婦からの手紙朗読】
今や新婦が親御さんに宛て感謝の手紙を書き、それを朗読するとこが慣例化されております。またその文書構成もほぼ定型化されております。
- 構成1、まずゲストへのお礼と、親への感謝を述べる旨の前段から始まり
- 構成2、父親との思い出と感謝
- 構成3、母親との思い出と感謝 (兄弟や祖父母との思い出と感謝を加えるケースもあります)
- 構成4、新郎側両親へ、家族として受け入れてくれたことへの感謝と、今後の抱負
概ねこのような構成で感謝を伝えられているようです。この手紙の注意点としては「あまり長くしない」事だと思います。マイクロソフトのワードでA4サイズ1ページ程度が相当とされております。「それでは意を尽くせない」とお考えの方へは2通お手紙をご用意する事をお勧めします。1通は公開用、もう1通はきちんとした思い出と感謝を綴った手紙、記念品と一緒に親御さんにお渡しすると良いでしょう。
- ブリザーブドフラワー
- ウェイトドール
- 3連時計
- 感謝状
- その他
1,生花からブリザードフラワーに 生花を使った花束贈呈から、何年も枯れる事のない「ブリザードフラワー」を贈るケースが増えております。しかもフォトフレームなどにアレンジできるので、後々実用できるものとして喜ばれているようです。ブリザードフラワー+何かを探してみてはいかがでしょうか?
2,ウェイトドール(ベアー) 新郎新婦が誕生した時の体重と同じウェイトで作られた人形、特にベアータイプのぬいぐるみが人気です。
3、3連時計 両家と新婚家庭でこの日からの「時を共有する」との意味で時計を贈呈します。始まりは1枚の板から3つの時計を作った物だそうですが、近年木製に限らず色々なデザインに関連性を設けた3連時計があります。
4、感謝状に添えて 手作りの「子育て感謝状」や「子育て卒業証書」等を作り贈呈します。作り方はネットで沢山紹介されておりますので参考にされると良いでしょう。これらの証書に添えて「旅行券」や「お食事券」を贈ってはいかがでしょうか?
5,それ以外の記念品 これ以外にも「夫婦箸」「ペアカップ」「お酒」「アルバム」「体重米」「似顔絵」「フォトフレーム」等があります。それぞれ婚礼の記念品に相応しいものや「趣向品」、新たに「時を重ねて行く」ような物等が好まれているようです。
【謝辞】 謝辞とは主催者からゲストに向けての「感謝の言葉」となるわけですので、「両家の結び付き」と考えられていたバブル期頃までは、親の名前で招待状が出されていました。つまり主催者は両家の親、従って謝辞は「両家を代表して新郎の父親」がご挨拶をしていました。現在は諸々の仕来りはともかく「両家の親代表」に「新郎」と、2名がお礼を述べていますが、何ら問題はありません。新郎の謝辞に関しては、かなり自由に決意表明と感謝が述べられております。
【お開き】 謝辞が終わるとお二人が退場します。通常「お開き口?」までストレートに進みますが、テンポの良い曲で手拍子をもらいながら、会場をラウンドして退場をすることをお勧めします。ゲストの中にはステンディングオベーションで送ってくれる友人もいたりして、感動的な退場になります。
【エンドロール】 映像制作会社が力を入れている商品、「撮って出し」の代表ですね。お開きに合わせてどこまでのシーンまで入れられるかが競われる1つです。1日の挙式数が少ない「ワンチャペル」「ワンバンケットorツーバンケット」の様な式場では、挙式のリハーサルからエンドロールの素材収録を行ないますので、高度な作品が期待されます。
式場探しから始めましたこのブログも本章を以て一旦終了です。この後も様々情報が入りましたら「番外編」としてご紹介してゆきますのででご期待ください。最後に再入場後のプログラム例を記載しておきます。ご参考にしてください
- 再入場
- ドレス色当てクイズ抽選会
- 各卓写真
- 3ポイントインタビュー
- 新郎側友人 余興
- 新婦側友人 余興
- デザートヴフェ(新郎新婦、ケーキサーブ)
- 記念品贈呈(新婦手紙あり)
- 謝辞 新郎父
- 謝辞 新郎本人
- お開き
- エンドロール放映
今日はここまで








