素敵なウェディング作り

少し古いデーターですが、挙式スタイルの人気度です。
1,教会式 54%
2,人前式 27%
3,神前式 17%
4,仏前式 5% (2017年統計)
現在は肌間隔で須賀、自由度を求めての人前式、
神社との提携で行われる神前式が増えており、
3つの挙式スタイルはもう少し拮抗しているように思います。
おそらく教会式の制約からより自由な式にするため、人前式への移行が進んだと考えられます。
元々宗教に関する信仰心が薄い民族ですので、流行の1つとして教会式が人気でありましたが、
現在流行は自由度の高い教会式の様な「人前式」、
一部の「和装人気」から、改めて「和人前式」や「神社での神前式」にシフトしつつあると思います。
神前式は厳格な規制に守られ、形を変える事が出来ない式です。
それもあって「和人前式」に注目が集まってい様です。
目次
1,人前式のおさらい
2,人前式の演出
3,まとめ
人前式のおさらい
そもそも「人前式」は、特定の「場所」、特定の「進行」、
そして「行わなければならない儀式」等、何もない、お二人で考えて行う式でした。
1,宴中人前(同室人前)
披露宴冒頭10分程度で人前式を行う時代がありました。
江戸時代に行われていた式がこのタイプですね。
2、civil wedding(シビルウェディング)
バブルが崩壊した後ウェディングの形が崩れ、ホテル・専門結婚式場ではない場所での婚礼が流行りました。
代表的な物が「レストランウェディング」
以前は「高級料亭」でのご披露宴はありましたが、レストランが本格的にウェディングに乗り出したのは
概ねこの頃でした。
そして式場を持たないレストランで行われたのが「人前式」
「市民の、民間の、民間人の結婚」の意味を持つ「civil wedding」として人前式が広く浸透してゆきました。
このブームが「人前式」自体に市民権が与えられました。
3,そして現在
冒頭記した通り、宗教の枠がやりたいことを束縛する事から教会式を辞め、類似する「人前式へ
ニーズが動き出しました。
加えて和装人気も出始めた頃に「和人前式」も流行りだして現在に至っております。
代表的な人前式進行です
【進行】
教会式に習った現在一般的な進行のご紹介です。
1,開式の辞 司婚者より「開式」を宣言
2,新郎入場
3,新婦入場 父親のエスコートで入場
4,司婚者からの言葉
5,誓約 誓いの言葉として二人が用意したの誓いの言葉を読み上げます。
9,指輪交換
10,ウェディングキッス
13,結婚証明書にサイン 思い思いの証明書を用意しサイン
14,結婚宣言
15,退場
※、司婚者は、パーティ司会者が行う場合と、会場専属人前式専門の司婚者が行う場合があります。

人前式の演出
【入場演出】
1,ジャケットセレモニー
新婦のベールダウンと同じく、新郎のお仕度仕上げ」として、新郎の母親にジャケットを着せてもらう演出。
これの演出方法はいくつかあり、挙式場で入場直前、式場の外で母親にジャケットを着せてもらい映像に残す演出。
ほかに新郎の式場入場を母親と一緒にし、入場直後に母親にジャケットを着せてもらう演出などが一般的です。
2,ベールダウン
これはほぼ教会式や人前式の進行に取り入れられている演出。
新婦の式場への入場直後に母親がメイクの仕上げとして新婦のベールを下ろすセレモニー。
蛇足ですがマリアベールではベールダウンもベールアップも行えません。
3,リングボーイ・ガール
本来リングボーイは新郎新婦の前に位置し、お二人の後方にベールガールが新婦のベールを持って入場する物ですが、
新婦がお父上との入場が一般的になった為、今は新郎入場と一緒に入場するケースが一般的です。
また別の演出として指輪交換の直前に「リングボーイ入場」として入場シーンを作るケースもあります
4,ベールガール
大聖堂の中、長いトレーンのマリアベールの端を2人のベールガールに持ってもらいながらの入場は壮観ですが、
中々そのようなシチュエーションを作る事は難しいですね。
ベールガールはあまり利用されなくなりました。
5,フラッグボーイ(ガール)
「JUST COMES THE GROOM & BRIDE」「Here Comes The Bride 」等が書かれた新郎新婦の入場を告げる旗を持って、
お子様(男女問わず)が先導入場します。
シーンとしては「Here Comes The Bride 」と書かれた通り、新婦の入場に新婦の前を歩く事が多い様です。
二人での入場では「JUST COMES THE GROOM & BRIDE」、お二人の前を歩きます。
6,ブーケブートニアセレモニー
「野に咲く花をブーケにして求愛、その中の1輪をブートニアにしてその胸に差して承諾」。
西洋の古事に習ったとされるセレモニーがブーケブートニアセレモニーです。
これを式の入場で行うには、事前に花を受け取りやすいバージンロード側に着席した列席者に花1輪を渡し、
新郎入場の際に新郎がその花を回収しながら聖壇前に着きます。
新婦の入場するわずかな時間にその花を係の人が「ブーケ」に仕上げ、
聖壇前に新婦が到着直後、新郎から新婦へ求愛とともにブーケを渡し、新婦がその中の1輪を新郎の胸に飾り、セレモニーとします。
注意点としては「段取りをきちんとする事」「新郎の入場はスマートに」「求愛の言葉は可能な限り大きな声で」「二人とも照れないで」
7,ダーズンローズセレモニー
基本的な段取りは「ブーケブートニアセレモニー」とほぼ一緒です。
事前にご用意頂く花は「12本のバラ」、この12本のバラに
「感謝」「誠実」「幸福」「信頼」「希望」「愛情」「情熱」「真実」「尊敬」「栄光」「努力」「永遠」の願いが込められます。
バラの回収方法はブーケブートニアセレモニーと同じです。ポイントはダーズンローズは12の願いをどの様に表明するかが重要です。
- 進行役(牧師、司婚者)が表明
新郎がバラを回収している間に進行役がダーズンローズの趣旨と12の願いについて説明および願いを表明する - ゲストが願いを送る
新郎新婦が聖壇前に立ち花束を作る間に、12の願いを込めバラを託したゲストに、それぞれの願いに絡めた祝福を送る。
例えば
「いつでも感謝の気持ちを忘れずに、幸せな家庭を築いてください」
「常にパートナーに誠実で、幸福な家庭を築いてください」
この様に12名のゲストから祝福をもらう。
この進行は時間がかかりますので会場と「要相談」です
【和人前式の入場演出】
1,筥迫の儀
和人前」で用いられる新婦のお仕度仕上げに見立てたセレモニー、
「筥迫」とは和服の装飾品で、女性用の紙入れの一種。
これをベールダウンと同じタイミングで母親が新婦の帯に挟み込みます。
2,懐剣の儀
和人前の似たような演出で、筥迫の代わりに「懐剣の儀」として懐剣を新婦の帯に挟むセレモニー
(懐剣は武士の嫁の護身用に帯刀した小刀の事です)
3,紅差しの儀
「メイクルームの演出」でも触れましたが「紅差しの儀」
パーティで行うのでしたらこのタイミングで行います。
【式中の演出】
1,リングリレー
バージンロードを挟んで両サイドの席後方から最前席までリボンを設置し、指輪交換の指輪をゲストの手で後方より順送りします。
最後はご両家の両親が牧師(司婚者)に渡し、指輪交換を行う「ゲスト参加型」の演出。客観的に
「何しているかが分かりにくい」事に加え、時間がかかるので進行の遅滞を招き、
映像収録もうまく撮影できない為、想像ほどの演出効果は得られない。
2,エンゲージカバーリング ダブルリングとも言われ、結婚指輪の交換後に婚約指輪を新婦の指に重ねる演出。
結婚指輪の交換によって互いに愛を誓い合ったあとに、婚約指輪を重ねることで「ふたりの永遠の愛と絆にフタをする」
という意味を持つそうで、やはり西洋に伝わる風習です。
3,ユニティキャンドル
キリスト教の儀式で「ユニティキャンドル」があり、
両家の母親が灯したキャンドルの火を、無灯のキャンドルに二人で点火します。
「二つの家が一つになる」との意味です。(ユニティ=統一)
和人前でこの様な演出は「火合わせの儀」とされ
「かまどの火を受け継ぐ」との意味合いで、
2つの灯された「カンテラ」や「キャンドル」の火を、無灯のキャンドルに二人で点火する
4,水合わせの儀
それぞれの家庭で使用していた「井戸水を合わせて新たな家庭に」
という意味合いで、桶やデカンタなどに入れた水を二人で1つに合わせる演出。
5,植樹の儀
オリーブやガジュマル、ウンベラータなど平和や幸せを意味する苗木を持ち込み、
挙式前にゲストに土を入れてもらい、式では二人が水をかける演出です。
6,サンドセレモニー
ネイティブアメリカンの習慣で、それぞれの生まれた土地の土を合わせるとの意味合いで砂を合わせる
写真の様にアクリルのケースに色の違う砂を注ぎ入れ、不規則な縞模様がきれいな演出。
先に友人に砂を注いでもらい、式中に二人が注ぎ入れます。
パーティの再入場で、各卓を回りながら砂を注いてもらうのも良いでしょう。
【結婚証明代わりのアイテム】
1,ウェディングツリー
ヌプシャルシートも沢山販売されているので、これを購入するのも良いですが、
人気のウェディングツリーでゲストの承認を得てサインを入れると良いでしょう
【挙式の退場、退場後の演出】
1,クロージングキッス
退場シーンで最後振り返ってゲストに一礼のご挨拶。
そのままドアがクローズする瞬間にキッスをすると言う演出。
これも想像通りに決まる事の少ない演出ですので、おやりになるのならご注意してください。
2,フラワーシャワー
元は「子孫繁栄」の願いを込めた最古の演出と言われた「ライスシャワー」が一般的でしたが、
清掃の手間と見栄えからフラワーへ変わった演出。
香りは邪気を払う(ドラキュラはニンニクの匂いを嫌う)等の理由で、
花の香りで二人を包むフラワーシャワーに変わった(諸説あり)と言われております。
3,ブーケトス
新婦の持ったブーケを受け取った人は、次に結婚する幸運に恵まれるとの言い伝えで行われています。
現在は新婦の持つブーケではなく、トス用の花束が用意されるケースが多いようです。
中には投げた際に複数に分かれるブーケなどもあるようです。
男性の行うトスでは「ブロッコリートス」があります。
ブロッコリーはやはり「子孫繁栄」の象徴として使われるとされております
4,バルーンリリース
「幸せが天高く」との願いを込めて風船を全員で空に放つ演出です。とにかく奇麗ですね。
まとめ
ざっくりですが、以上が現在多くの挙式に取り入れられている「挙式の演出」です。
特に人前式が市民権を得た現在、式の在り方も自由度が増していると思われます。
その中でも教会式の「誓約」に変わり、人前式での「誓いの言葉」を自身の言葉でのべる二人が増えています。
挙式は先に記した通り「お互いの不変なる愛を確認する儀式」ですので、トリッキーな演出や、内容を逸脱する手法は感心しませんが、
二人らしさを織り込む事には賞賛を送りたいと思います。
たまに映画「ラヴ アクチュアリー」のワンシーンを再現したいお二人が、
ビートルズの「All You Need Is Love」を使って全員で合唱したいと希望するケースがありますが、ほとんど思い通りになりません。


