素敵なウェディング作り

真子内親王殿下が昨日10月23日に30歳のお誕生日をお迎えになられました。
そして26日に婚姻届けを提出され、正式に皇籍を離脱されます。
このご成婚の賛否が国を二分するほど色々と問題を秘めており、
秋篠宮殿下も諦めらられたようで皇室の関与無しでのご成婚となるようです。
お一人で皇室にお別れのご挨拶に向かわれる真子内親王のお姿はお寂しそうで、
見ていて悲しくなります。
お幸せなご家庭をお築きになられる事を僭越ですがご祈念申し上げます。

皇室の慶事は平安絵巻そのもので、絢爛豪華なご衣裳などを見る事が出来ます。
秋篠宮殿下・文仁親王妃紀子殿下お二人のご成婚は当時大々的に報道され、
一般の婚礼でも「衣冠束帯」「十二単」をお召しになるお二人が多くいらっしゃいました。
今上天皇の「即位の礼」では皇族のお召しになられたご衣裳に目を奪われたものです。
そういった意味でも今回のご成婚は残念でなりません。

前段が長くなりました。
今回は「放映映像」を使った演出の話しです。

目次

1,放映映像の分析

2,オープニング映像の演出方法

3,会食中に放映する映像の役割

4,ゲストの放映する映像

5,エンドロール

6,まとめ

放映映像の分析

今や放映映像のオンパレードで、多いパーティでは5本程の映像が放映されます。
ここでは数ある放映用作品について色々と分析します。

【作り手で変わる作品】
大きく分けて映像を制作するのは「式場専属業者」「外注持ち込み業者」「自作」
に分けられます。
次に作品は「動画」と「写真構成」に分けられます。
一部に「アニメーション」もありますが、あまり一般的ではないので、ここでは外します。

【式場専属業者の強みと弱み】

1,撮って出し
業界で良く言われる「撮って出し」、撮影した直後に編集を行い、直ぐに放映できる作品作りが出来ます。
「オープニング」では、プロフィール紹介を写真構成の作品にして、ラストカットにに挙式のワンシーンを入れて
作品が終わります。
「エンディング」は、全編撮って出し映像で、どこまでのシーンを入れられるかが競われています。

2,撮影素材はベストポジションで
撮って出し映像は「メイク」「挙式」「パーティ披露式」等の映像を入れますが、全て「ベストポジション」から撮影しています。
作品作りに有利で有る事が最大の強みです。

3,現場と連携
式場内に編集室も持っているため「撮影から編集」がスムーズに行え、最悪遅れが出ても
現場と連携を取りながら、間に合わせる事が出来る。

4,デメリット
・単価が高い
やはり市中の持込業者に比べると単価が高めです。
・複数商品のセット売り
撮影した素材えお有効に使いたい為、記録撮影+オープニング+エンディング」等、
セット売りでプライスダウンを図るケースを良く見受けます。
例えばエンディングが15万円、記録撮影とセットだと18万円。このような感じです。
・作品数が少ない
商品ラインナップは揃っていますが、それぞれの作品数は少ないですね。

【持ち込み業者の強みと弱み】
ほぼ専属業者のメリットとデメリットが逆転しているとお考えになると良いでしょう。

1,撮って出しは出来るがポジションに難あり
バブル崩壊直後に持ち込みが大きなウェーブになった時期がありました。
僅か2年程度の流行でしたが、その時に節度に欠けた一部の業者が色々と荒らしまわった結果、
式場側が対策を強化しました。
式の尊厳を崩されない為に、動き回る事を禁止する「自席での撮影」なる規制です。
教会式ですと「後ろ姿」しか撮影できません。

2,編集場所にも規制が
多くの業者はノートPCで編集しますが、それでも編集を行うスペースが必要です。
有料でしたら会場もお部屋を用意しますが、有償の部屋は使わず車両か非常階段等で作業します。

3,メリット
・低プライス
やはり価格が安く設定されている
・商品が豊富
多くの業者は「撮って出し」作品より、写真構成、動画構成の「オープニング」「エンディング」
「プロフィール紹介」等を多く持っています。
写真や動画データーをネットで授受を行い作品作りを行います。
商品ラインナップも多く、気に入らない場合の修正も行ってくれます。

【自作】

1,メリット
「オープニング」「エンディング」 「プロフィール紹介」 「聖地探訪」
撮って出し以外なら何でも作ることが出来ます。 

2,デメリット
慣れていないと大変です

オープニング映像の演出方法

オープニングで使われる作品は
「プロフィール紹介」「映画館の注意喚起パロディ」「二人からのwelcome message」
の概ね3商品が使われます。

【プロフィール紹介】
プロフィール紹介の特徴は終わり方にあります。
1,撮って出し映像で終わる
制作    式場専属業者に委託します。
流れ    新郎⇒新婦⇒二人の交際⇒終えたばかりの挙式のワンシーン
作品時間  概ね3分から5分
演出方法  作品が完結しているため、放映後、入場曲カットイン歌い出し合わせで入場

2,普通にプロフィール紹介
制作    式場専属業者・外部業者・自作可能
流れ    新郎⇒新婦⇒二人の交際
作品時間  概ね3分から5分
演出方法  作品が完結しているため、放映後、入場曲カットイン歌い出し合わせで入場
(自作するなら取って出し以外で構成します。BGMは1曲にして5分以内で制作を)
外部業者なら5,000円から15,000円程度で制作可能

【映画館の注意喚起パロディ 】
制作    持ち込み業者・自作
流れ    映画の上映前禁止事項に習ったパロディ⇒「まもなく入場します」のクレジット
作品時間  概ね1分から3分
演出方法  作品が完結しているため、放映後、入場曲カットイン歌い出し合わせで入場

【 二人からのwelcome message 】
内容は写真構成で、その写真はすべてお二人の仲の良い写真だけ
最後の2,3枚は、前撮りの和装を使うケースが多い。
その和装写真に「お越し頂きありがとう」「ごゆっくりお過ごしください」
等のメッセージをスーパーインポーズで入れ、「まもなく入場します」の後
3秒前からのカウントダウン映像
制作    自作可能
流れ    二人の交際only⇒カウントダウン
作品時間  概ね3分から5分
演出方法  カウントダウンのSE⇒ 入場曲カットイン歌い出し合わせで入場
       カウントダウンそのままBGM⇒入場曲として流し続けて入場にする

会食中に放映する映像の役割

会食中に(新郎新婦不在の時間帯)映像放映を行うシーンを度々お見受けします。
流される内容はまちまちで、その大半はお二人の「自作」です。
注意したいのが長さ。
会食中なので作品の長さに無頓着な方が多く、10分越えも珍しくありませんが、
「お料理のサービス」「食事のペースが落ちやすい」等弊害が発生します。
映像は5分を目処に作られると良いでしょう。
映像制作概論の冒頭に「視聴者有っての映像」とあり、制作側の「自己満足」を戒めています。

最初の入場の様に、映像放映後即入場の演出を望むケースがあります。(入場合わせ)
入場合わせを行うには「再入場の体制が整ってから」の放映になります。
本来再入場準備が整うと、そのまま入場ですが、「入場合わせ」はそこから映像を流します。
つまり「作品の放映時間」がロスタイム、再入場以降のプログラムを圧迫します。

ゲストの放映する映像

近年、再入場後の祝辞・余興の数は少なくなり、新郎側新婦側各1組の様なケースも少なくありません。
その為か1組の所要時間が長くなっており、その祝辞や余興の中に映像放映が含まれるケースが増えています。
概ね祝辞余興の構成  祝辞⇒V放映⇒余興
所要時間       概ね10分~15分
内容 新郎友人    職場の新郎「小芝居」「パロディ」、「聖地巡礼」「秘蔵映像編集」
   新婦友人    祝辞取材 「職場」「大学時代の友人」 

エンドロール

既にポピュラーになったゲストのお名前を「撮って出し映像」に乗せてロールスーパーで紹介

1,撮って出しベース
制作    式場専属業者・外部業者
流れ    メイク⇒挙式⇒披露式+α (撮って出し映像構成)
作品時間  概ね5分程度
演出方法  お開き後(新郎新婦退場後)ゲスト向け放映

1,写真ベース
制作    自作
流れ    基本写真のみ構成、該当ゲストが写っている写真や、お二人だけの写真等様々
作品時間  概ね5分程度
演出方法  お開き後(新郎新婦退場後)ゲスト向け放映

まとめ

冗談のような話ですが、これら5つの映像放映は決して珍しい話ではありません。
これら以外に「サプライズレター」の前振りで映像を使った演出を織り交ぜたり
感謝の手紙前に、家族の想い出を綴った映像を流したり、
正にショートムービーのコンペティション化しているかのようです。

それでもそれぞれの映像に歓喜し涙する新郎新婦やゲストを見ると、
映像の訴求効果を感じざるを得ません。
ライブであるウェディングと映像をどの様に繋いで見せるか?
動画終わりとパーティをどの様に繋ぐか?
そんな事を考えるのもパーティ演出には重要なポイントです。
また作品の長さも、集中して見て頂くためには重要です。
映像演出も上手に導入してください。





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