素敵なウェディング作り

少し古いデーターですが、挙式スタイルの人気度です。
1,教会式 54%
2,人前式 27%
3,神前式 17%
4,仏前式 5% (2017年統計)
現在は肌間隔ですが、自由度を求めての人前式、
神社との提携で行われる神前式が増えており、
3つの挙式スタイルはもう少し拮抗しているように思います。
またコロナ禍で、帰国したまま戻らない外人牧師も多い様で、
他の挙式スタイルを提案する式場も増えているようです。
特に人前式は式場の「オリジナル式」として、プログラムするところも増え
人気もあるようです。
目次
1,教会式のおさらい
2,教会式の演出
3,まとめ
教会式のおさらい
【概要】
一般の結婚式場で行われる教会式は「プロテスタント」で「カトリック」は殆どありません。
従って司祭は「牧師」(神父はカトリック)となります。
ゲストは聖壇(祭壇は神道)に向かって右側に新郎親族友人
左側に新婦親族友人が着席します。
【進行】
1,開式の辞 牧師より「開式」を宣言
2,新郎入場
3,新婦入場 父親のエスコートで入場
4,讃美歌斉唱
5,聖書奉読
6,牧師の説教
7,祈祷
8,誓約 お互いの不変なる愛の誓い
9,指輪交換
10,ウェディングキッス
11,祝祷
12,讃美歌斉唱
13,結婚証明書にサイン
14,結婚宣言
15,退場
式場に依って「讃美歌」を省略したり
2曲目の「讃美歌斉唱中」に結婚証明書サイン」を行う式場もあります。
【音楽】
1,新婦入場曲
- ウェディングマーチ(ワグナー)
- アヴェ・マリア(シューベルト)
- アヴェ・マリア (カッチーニ)
- アヴェ・マリア (グノー)
- アメージンググレイス
- パッヘルベルのカノン 等が一般的です。
2,退場曲
- ウェディングマーチ(メンデルスゾーン)
- 喜びの歌 (ベートーベン交響曲第9より)
- それ以外は入場曲をであげたものと同じ
※、曲の変更は式場の決めた「著作権対策」に準じて行ってください
教会式の演出
【入場演出】
1,ジャケットセレモニー
新婦のベールダウンと同じく、新郎のお仕度仕上げ」として、新郎の母親にジャケットを着せてもらう演出。
これの演出方法はいくつかあり、挙式場で入場直前、式場の外で母親にジャケットを着せてもらい映像に残す演出。
ほかに新郎の式場入場を母親と一緒にし、入場直後に母親にジャケットを着せてもらう演出などが一般的です。
2,ベールダウン
これはほぼ教会式や人前式の進行に取り入れられている演出。
新婦の式場への入場直後に母親がメイクの仕上げとして新婦のベールを下ろすセレモニー。
蛇足ですがマリアベールではベールダウンもベールアップも行えません。
3,リングボーイ・ガール
本来リングボーイは新郎新婦の前に位置し、お二人の後方にベールガールが新婦のベールを持って入場する物ですが、
新婦がお父上との入場が一般的になった為、今は新郎入場と一緒に入場するケースが一般的です。
また別の演出として指輪交換の直前に「リングボーイ入場」として入場シーンを作るケースもあります
4,ベールガール
大聖堂の中、長いトレーンのマリアベールの端を2人のベールガールに持ってもらいながらの入場は壮観ですが、
中々そのようなシチュエーションを作る事は難しいですね。
ベールガールはあまり利用されなくなりました。
5,フラッグボーイ(ガール)
「JUST COMES THE GROOM & BRIDE」「Here Comes The Bride 」等が書かれた新郎新婦の入場を告げる旗を持って、
お子様(男女問わず)が先導入場します。
シーンとしては「Here Comes The Bride 」と書かれた通り、新婦の入場に新婦の前を歩く事が多い様です。
二人での入場では「JUST COMES THE GROOM & BRIDE」、お二人の前を歩きます。
6,ブーケブートニアセレモニー
「野に咲く花をブーケにして求愛、その中の1輪をブートニアにしてその胸に差して承諾」。
西洋の古事に習ったとされるセレモニーがブーケブートニアセレモニーです。
これを式の入場で行うには、事前に花を受け取りやすいバージンロード側に着席した列席者に花1輪を渡し、
新郎入場の際に新郎がその花を回収しながら聖壇前に着きます。
新婦の入場するわずかな時間にその花を係の人が「ブーケ」に仕上げ、
聖壇前に新婦が到着直後、新郎から新婦へ求愛とともにブーケを渡し、新婦がその中の1輪を新郎の胸に飾り、セレモニーとします。
注意点としては「段取りをきちんとする事」「新郎の入場はスマートに」「求愛の言葉は可能な限り大きな声で」「二人とも照れないで」

7,ダーズンローズセレモニー
基本的な段取りは「ブーケブートニアセレモニー」とほぼ一緒です。
事前にご用意頂く花は「12本のバラ」、この12本のバラに
「感謝」「誠実」「幸福」「信頼」「希望」「愛情」「情熱」「真実」「尊敬」「栄光」「努力」「永遠」の願いが込められます。
バラの回収方法はブーケブートニアセレモニーと同じです。ポイントはダーズンローズは12の願いをどの様に表明するかが重要です。
- 進行役(牧師、司婚者)が表明
新郎がバラを回収している間に進行役がダーズンローズの趣旨と12の願いについて説明および願いを表明する - ゲストが願いを送る
新郎新婦が聖壇前に立ち花束を作る間に、12の願いを込めバラを託したゲストに、それぞれの願いに絡めた祝福を送る。
例えば
「いつでも感謝の気持ちを忘れずに、幸せな家庭を築いてください」
「常にパートナーに誠実で、幸福な家庭を築いてください」
この様に12名のゲストから祝福をもらう。
この進行は時間がかかりますので会場と「要相談」です
【式中の演出】
1,リングリレー
バージンロードを挟んで両サイドの席後方から最前席までリボンを設置し、指輪交換の指輪をゲストの手で後方より順送りします。
最後はご両家の両親が牧師(司婚者)に渡し、指輪交換を行う「ゲスト参加型」の演出。客観的に
「何しているかが分かりにくい」事に加え、時間がかかるので進行の遅滞を招き、
映像収録もうまく撮影できない為、想像ほどの演出効果は得られない。

2,エンゲージカバーリング ダブルリングとも言われ、結婚指輪の交換後に婚約指輪を新婦の指に重ねる演出。
結婚指輪の交換によって互いに愛を誓い合ったあとに、婚約指輪を重ねることで「ふたりの永遠の愛と絆にフタをする」
という意味を持つそうで、やはり西洋に伝わる風習です。
3,ユニティキャンドル
キリスト教の儀式で「ユニティキャンドル」があり、
両家の母親が灯したキャンドルの火を、無灯のキャンドルに二人で点火します。
「二つの家が一つになる」との意味です。(ユニティ=統一)

※、結婚証明書の代わりに色々な演出を用いる方法がありますが、
教会式は「神様と契約」する事で成立する儀式です。
従って結婚証明書の演出は「人前式」にてご紹介します。
教会式では「結婚証明書」で式をお奨めください。
【挙式の退場、退場後の演出】
1,クロージングキッス
退場シーンで最後振り返ってゲストに一礼のご挨拶。
そのままドアがクローズする瞬間にキッスをすると言う演出。
これも想像通りに決まる事の少ない演出ですので、おやりになるのならいくつか注意してください。

2,フラワーシャワー
元は「子孫繁栄」の願いを込めた最古の演出と言われた「ライスシャワー」が一般的でしたが、
清掃の手間と見栄えからフラワーへ変わった演出。
香りは邪気を払う(ドラキュラはニンニクの匂いを嫌う)等の理由で、
花の香りで二人を包むフラワーシャワーに変わった(諸説あり)と言われております。
3,ブーケトス
新婦の持ったブーケを受け取った人は、次に結婚する幸運に恵まれるとの言い伝えで行われています。
現在は新婦の持つブーケではなく、トス用の花束が用意されるケースが多いようです。
中には投げた際に複数に分かれるブーケなどもあるようです。
同じように新婦がトスする物に「ガータートス」がありますが、ほとんど行われておりません。
男性の行うトスでは「ブロッコリートス」があります。
ブロッコリーはやはり「子孫繁栄」の象徴として使われるとされております。
(ブーケに形が似ている説もある)いずれも後ろ向きにトスするやり方が一般的です。
トスする物も近年様々な物になっており、
ラグビーサッカーバスケットボールなど大きなボールを使うスポーツのボール等はよく見かけます
4,バルーンリリース
「幸せが天高く」との願いを込めて風船を全員で空に放つ演出です。とにかく奇麗ですね。
まとめ
ざっくりですが、以上が現在多くの挙式に取り入れられている「教会式の演出」です。
挙式は先に記した通り「お互いの不変なる愛を確認する儀式」ですので、トリッキーな演出や内容を逸脱する手法は感心しませんが、
二人らしさを織り込む事には賞賛を送りたいと思います。
たまに映画「ラヴ アクチュアリー」のワンシーンを再現したいお二人が、
ビートルズの「All You Need Is Love」を使って全員で合唱したいと希望するケースがありますが、ほとんど思い通りになりません。
素敵な教会式を演出してください。


